労働組合が実現できること
「労働組合とは何か」という最も古い定義は「賃金労働者が、その労働生活の諸条件を維持・改善させるための恒常的団体」あると言われています。
一人ひとりが、お互いを尊重し、弱いところは助け合いながら、働く者の豊かな生活をおくるために労働組合が存在します。たった一人の力は、限られたものですが、労働条件の改善や職場の問題解決は、個人では難しいことですが、労働組合として、職場の組合員の意見をまとめ、働く者全員の組織的活動とすることによって、改善や解決が可能になります。
具体的には以下の対応が実現できます。
- 組合員の不満・苦情などを事業所(会社側)に伝えやすくし、職場の風通しを良くします。
- 職場のルールや賃金・労働時間などを話し合いで決められるようにし、労働条件を改善します。
- 不当な解雇や安易なリストラなどをなくし、雇用を安定させることができます。
- 万が一、会社側とトラブルになった時、全面的にバックアップします。
- 他の企業や団体などの状況や労働条件などについて、情報交換ができるようにします。